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2023年 1月15日

Luye PharmaのRykindo®が統合失調症および双極性1型障害の治療薬としてUS FDAに承認される。

医薬品の研究開発、製造、販売を行うLuye Pharma Group (Luye Pharma) は、2023年1月15日、米国食品医薬品局(FDA)が、成人統合失調症の治療および成人双極I型障害の維持治療のための単剤療法あるいはリチウムまたはバルプロ酸による治療の補助療法として徐放性注射用懸濁剤Rykindo®を承認したことを発表しました。

Rykindo®は、Luye Pharmaがマイクロスフェア技術プラットフォームで開発した薬剤であり、2週間に1回の筋肉内注射で投与され、長時間にわたって有効成分であるリスペリドンを放出します。

統合失調症と双極性障害はいずれも重度の精神障害であり、2019年には世界中で現在約4,000万人の双極性障害患者、および約2,400万人の統合失調症患者が報告されています(1)。米国では、統合失調症および関連する精神病性障害の推定有病率は0.25%から0.64%(2)であり、米国の成人の推定4.4%がある時点で双極性障害を経験しています(3)。

Luye PharmaのYang Rongbing社長は、次のように述べています。「統合失調症や双極性障害などの精神疾患は、患者の心身の健康に深刻な影響を与えるだけでなく、患者の家族や社会に大きな負担をかけています。Rykindo®は、自社で開発され、米国での販売が承認された当社初の薬剤であり、革新的な治療法で世界中の患者にサービスを提供するという当社の長年にわたるコミットメントを示しています。Luye Pharmaは、患者の満たされていないニーズに焦点を当てることで、CNS分野の製品ポートフォリオを充実させ続けており、必要とする人々により良いケアとサービスを提供することで、メンタルヘルス コミュニティにさらに貢献できることを楽しみにしています。」

Rykindo®は、統合失調症の治療薬として2021年に中国での販売が承認されました。また、Rykindo®はヨーロッパでの開発が進んでおり、世界のより多くの国と地域で上市する計画です。

中枢神経系は、Luye Pharmaが重点的に取り組んでいる重要な治療領域であり、うつ病、パーキンソン病、統合失調症、双極性障害、アルツハイマー病などの複数の疾患をカバーする多数の商品や医薬品候補を有しており、この分野で強力な製品ポートフォリオを構築していす。

References:

1. Mental disorders. World Health Organization. https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/mental-disorders. Accessed in January 2023
2. Schizophrenia. National Institute of Mental Health. https://www.nimh.nih.gov/health/statistics/schizophrenia. Accessed in January 2023
3. Bipolar Disorder. National Institute of Mental Health. https://www.nimh.nih.gov/health/statistics/bipolar-disorder. Accessed in January 2023

※この記事は、Luye Parma Groupのニュースの日本語抄訳であり、報道関係者各位の利便性のために提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語が優先します。詳細はhttps://www.luye.cn/lvye_en/view.php?id=2140をご参照下さい。